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医療クリニック経営は毎日現金の出入りがあるので現金管理を毎日実施することが重要です。
現金管理で大切なことはチェック時間を決め、1人ではなく複数人でおこなうことです。
1人でおこなった場合、カウントミスがあっても発見されないこともあるし、不正が発生するリス
クも高くなります。このようなリスクを回避するためにも現金管理は、毎日、時間を決め、複数人
でおこなうことが重要です。
医療クリニック経営において特に注意が必要なことは、薬品等の棚卸資産です。
診療科目等により在庫数量は異なってくることですが、診療科目が増えるとともに棚卸資産が
増加する傾向にあります。棚卸しは毎月きちんと行い、不良在庫はないかどうか、在庫数は適正
かどうかチェックすることが大切です。
医療・クリニック経営においては、医師、看護師、技師等の専門資格を有する人材の確保が必
要です。これらの人件費は固定費として毎月固定的に発生する費用です。また、各種医療機器の
設備投資も必要となるためリース料及び減価償却費としての固定費として発生します。
このため費用における固定費の割合が高くなり、損益分岐点売上高が高くなります。損益分岐
点売上高は”利益=0”となる売上高のことで、医院・クリニックにとって最低限必要な売上高のこ
とです。
※ 損益分岐点売上高=固定費÷(1−変動費÷売上高)
損益分岐点売上高を必要最低限の目標として、売上金額の増加、変動費及び固定費の削減
を図っていくことが大切です。
開業時に必要となる医療機器を購入するのかリース物件として賃借するのかは悩みどころで
す。
購入した場合の方が支払う金額は少額ですみますが、購入資金が一括で必要だったり、アフタ
ーサービス等を考慮すると一概にどちらが有利とは言い切れない部分があります。
高価な機器を購入する際は、購入した場合とリースした場合とでシミュレーションをおこない、
金額、アフターサービス、税金等を検討して決定することが必要です。
租税特別措置法26条では、保険診察収入が年間5,000万円以下の医療機関については、
実際に費消した経費ではなく、社会保険診察報酬に概算経費率を掛けて算出した額を経費とし
て計上することが認められています。この優遇税制を適用することによって、納める税金を圧縮す
ることが可能です。
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